TEMPUS 制作の背景・こだわり

Memorial Monument of Sanseki

デザイン墓石 制作の背景・こだわり

お客様の思いを形に、心のこもったお墓をご紹介します。

<最近、いわゆる伝統的な墓地・霊園でなく、「ガーデニング」や「庭園」など、テーマを持った墓地・霊園が増えています。

また、伝統的な日本の通称「和墓」と呼ばれる和型墓石だけでなく、ヨーロッパの墓石をモチーフにしたデザイン性の高い、通称「洋墓」と呼ばれる洋型墓石が増えてきています。
洋型墓石の市場は、現在、全国墓石市場の2割、関東など都市部では、5割を占めるまでになっています。 どうやら、最近の傾向として、墓石のデザインにも、自分のライフスタイルを反映させる傾向があるようです。

近年、今までのシニアとは生活様式や行動様式が異なる、団塊の世代を中心にした「アクティブシニア」が増えてきています。 「アクティブシニア」は、今までのシニアと違い、自分のライフスタイルを自己選択で確立する傾向が強いとされています。

しかし、現在の墓石市場では、墓石の種類が「和型墓石」「洋型墓石」の2つの商品ラインにほぼ集約されています。

つまり、墓石選択の幅が極めて狭いのが実情です。 私たちが創りたい墓石は「石材に携わるサプライヤーからの押し付けではない新しい価値観のデザイン性の高い墓石」です。

しかも、その墓石は、永年に耐えられるような流行に捉われないデザインと、品質、使い勝手の良さを兼ね備えていなければなりません。

サンセキでは、すでに悠久シリーズにおいて、和墓ながら、デザイン性の高い墓石を制作しております。 そこで、そのノウハウを生かして、業界の固定観念を排除した「団塊の世代向け」の墓石制作に着手しました。

Tempusは、デザイナーに建築家の阪本勝氏を迎え、”デザイン性の高いシンプルな墓石”というコンセプトで作っています。

開発にあたっては建築のプロの視点から耐震性を検討し、洗練された様々なデザインのうち魅力あるものだけを選び抜いています。そしてそのデザインを最も引き立てる石種を選ぶことにより、完成された美しい仕上がりを細部にわたり表現しました。

墓石は、サンセキ提携の工場において独占的に行います。それにより、墓石の品質の安定とブランドの保護を実現します。
石種違いや模倣品などのトラブルを防ぎ、安心してお求め頂けるよう、石種やブランドを証明する証明書を発行いたします。
墓石デザインやネーミングの模倣を排除し、ブランドを保護するために、意匠登録、商標登録をしております。
建築家阪本勝氏が総監修
Tempusはデザイン監修に建築家の阪本勝氏を起用。 阪本氏は、墓石のデザインから構造計算、石材の選定、ネーミングなど、クリエイティブのすべてを監修。 一貫したコンセプトを持った墓石ブランドを構築しています。
阪本氏の起用により、斬新なだけのデザイン墓石とは違う、永年使用に耐えるデザインと構造を持った墓石をリリースすることができました。
1961 大阪府堺市生まれ

1987 神戸大学大学院工学研究科環境計画学専攻終了
佐藤武夫設計事務所(現佐藤総合計画)
MIDI綜合設計研究所
鈴木エドワード建築設計事務所

1999 阪本勝・環境設計研究所

設立所属 日本建築学会
日本音響学会
建築史学会

共著 Superposition of geometries of surface for desired directional reflections in a concert hall(J. Acoust. Soc. Am.)

TENPUSシリーズ一覧

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