[省 都] 哈爾濱(ハルピン)
[面 積] 約45万㎢ [人 口] 約3,800万
[概 要] 中国最北端の省で、ロシアと国境を接します。省内を流れる最大の川の名「黒龍江」がそのまま省の名になりました。縦横に流れる松花江、大・小興安嶺と起伏する丘陵、果てしない平原と草原、山々を覆う森林、火山地形など、豊かな自然に恵まれ、夏は避暑地としても訪れる人が多い。冬は世界三大祭りの一つ、豊富な雪と氷を利用した国際氷雪祭りが毎年開催され、人気を博しています。
[気 候] 夏の暑い日は短く、9月から急に寒くなります。冬は地域によっては氷点下30℃以下になることもあります。
[食文化] ロシアと少数民族の影響を受けており、代表的なものとして中国東北料理・ロシア料理があげられます。
中国東北部に位置する黒龍江省から産出される墓石材を称して「黒龍石」と呼ばれています。
「黒龍石」は黒龍江省牡丹江市林口県で採掘されています。牡丹江市は北海道網走市と同じくらいの緯度にあり、ロシア国境から約100km、中国大連市から約1000km離れた場所にあります。採石場は氷点下30℃を記録することがある寒冷地のため、冬季は採掘が停止されます。
「黒龍石」は、採石場ごとに石種が分かれており、G1704系、G1716系、G1790系、GL系などがあります。日本向けには1980年代前半から墓石用原石の輸出がはじまりました。